2008年05月21日

スノーボード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


スノーボード(snowboard)とは、一枚の板で雪山やスキー場を滑るスポーツ、またその板(ビンディングを含む場合もある)。

英語で snowboard は「スノーボードする」という動詞であるため、名詞として使う場合は snowboarding と呼ぶことが多い。


1800年代にすでに1枚の板で雪山を滑っていたとも言われているが、一般には1965年にアメリカ合衆国で生まれた「snurfer(スナーファー: snow とsurfer の合成語)」と呼ばれる雪上サーフィンの玩具などが起原とされている。これは、非常に小さな合板の板に紐をつけバランスを取り真直ぐに斜面を滑り降りるだけの乗り物で、その形状ゆえに主にスキー場・ゲレンデなどで楽しまれていた。

その後派生する初期のスノーボードは、板の面積が大きく、降雪後に山に登り新雪をサーフィン感覚で滑り降りるもので、スノーサーフィンと呼ばれた。滑走面から飛び出したフィンが付いており、圧雪されたゲレンデでは上手く滑ることができなかった。1970年代初め、ユタ州ソルトレイクでドミトリエ・ミロビッチによって設立されたウインタースティック社のカタログには「30cm以上の深雪が必要」と記されている。スノーサーフィンは、その後派生する多くのスノーボードメーカーにも大きな影響を与える。1977年にはジェイク・バートン・カーペンターが、「バートン・スノーボード」社を設立し、1980年代中頃ゲレンデを滑る事が出来る道具を開発すると同時に、大量生産の体制を築く。

1990年代に入り、当時若者に人気があったスケートボードのイメージと重なり、爆発的ブームとなって産業として育ってゆく。現在はロシニョール、サロモンなどのスキーメーカーも多くスノーボード業界に参入している。

1998年の長野冬季オリンピックより、アルペンスタイルのパラレル大回転、フリースタイルのハーフパイプが正式種目となる。

2006年のトリノ冬季オリンピックより、スノーボードクロス(ボーダークロス)が正式種目となる。トリノでは、予選は1人ずつ2本滑り、早いタイムを取るタイムトライアル方式、上位32名が残る決勝ラウンドは4人が一度にスタートし、上位2名が次に進める形式である。

このほか、ワールドカップでは大きなジャンプ台を用いて空中での複雑なトリックを競うビッグエアーがあり、日本ではトヨタ・ビッグエアーやエクストレイル・ジャムが代表的な大会として毎年開催されている。またハーフパイプはワールドカップ競技になっているが、ほかのスポーツのワールドカップが世界最高レベルなのとは異なり、アメリカ合衆国で行われる賞金レースXゲームズの方が競技レベルが高いと言われる。また「国のために大会に出るのではない」とする意識から、オリンピックのハーフパイプ競技は競技者から嫌忌されることがある。

また、現在スノーボードと呼ばれるものとは別に1970年代まで、同じく「スノーボード」という名称の雪上を滑るボブスレーのような競技が存在していたが、一般には普及しなかった。


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2008年03月19日

バイアスロン

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バイアスロン(biathlon)とは、二種競技の事。ギリシャ語で“2つ”を意味する接頭辞bi-にathlon(競技)を合成した造語。

一般にはクロスカントリースキーと、ライフル射撃を組み合わせた距離競技を指す。1960年スコーバレー冬季オリンピックから正式種目となった。

競技は、個人、スプリント、リレー、から成り、個人は男子20キロメートル、女子15キロメートルで4キロメートル(女子は3キロメートル)ごとに、伏射、立射を合計10回行う。

スプリントは、男子10キロメートル、女子7.5キロメートルで3キロメートル(女子は2.5キロメートル)ごとに伏射、立射を合計2回行う。男子だけは最後の立射後のクロスカントリーが4キロメートルになる。

リレーは、男女とも一人7.5キロメートルを4人でリレーする。2.5キロメートルごとに伏射、立射、を2回行う。

日本においては銃器の個人所持が厳しく制限されているため、競技人口は極めて少なく、優秀な選手は陸上自衛隊の冬季戦技教育隊にほぼ集中していて、1998年の長野オリンピックで、冬季戦技教育隊の高橋涼子が6位入賞している。

国際的には競技用ライフルを使用するが、日本国内においてだけ自衛隊のライフル(64式小銃、89式小銃)を使用する大会がある。競技ルール的には「軍用銃」と分類され競技用ライフル選手とは別にレースが行われる。当然、選手は自衛隊員であるが競技人口は競技用ライフルの選手と比べ多い。 大会には陸上自衛隊の北部方面隊および東北方面隊所属の普通科連隊、特科連隊および海上自衛隊等のチームが参加している。

近年、競技用ライフルをアーチェリーに換えたアーチェリーバイアスロンが北欧を中心に広がっている。日本のおいても少数ながら競技選手がいる。

ラベル:バイアスロン
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スキークロス

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スキークロスは、フリースタイル・スキー競技の1つである。

雪上の障害物競争とも言われ、4〜6人の選手が同時にスタート、バンクやウェーブ、ジャンプなどをクリアーし、最初にゴールしたものが勝ちという、見ていてる側にとっても非常にわかりやすい競技内容である。 レース中の選手同士のせめぎ合いや駆け引きなどが魅力である。

FISワールドカップにおいては2002-2003シーズンより正式種目となり、瀧澤宏臣が初代総合王者に輝いた。

古くからこういった形式のレースは存在していたが、現在の形式に落ち着いてきたのはスノーボードが早く、アメリカ人「ダミアン・サンダース」により確立。

ヨーロッパやアメリカで個別に大会は開かれていたが、スノーボードのワールドツアーが確立されたとほぼ同時にアメリカのスポーツ専門チャンネル「ESPN」の主催する「ウィンターXゲーム(Winter X-Games)」で種目に採用されたことにより、一気にメジャー種目となる。
ラベル:スキークロス
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2008年03月17日

エアリアル

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エアリアル(Aerial)は、空中演技を競うスキーのフリースタイル競技の1つ。長さ160cm程度のスキー板をはいて空中に飛び上がり、宙返りをして着地するまでの短い競技である。英単語としてのエアリアルの意味は「空中」などを指す。

スキージャンプのジャンプ台を小さくしたようなコースの踏み切り位置に、キッカーと呼ばれる人工のジャンプ台を置いている。キッカーは3回転用のビッグキッカー、2回転用のミディアムキッカー、1回転用のスモールキッカーが用意されるが、国際試合では難易度の低い1回転ジャンプを飛ぶ選手がいない場合スモールキッカーが用意されない場合もある。逆に日本国内の試合では難易度の高い3回転ジャンプを跳ぶ選手が少なかったり、エアリアルサイトの広さの関係でビックキッカーが用意されない場合もある。国際試合では、通常ビッグキッカーやミディアムキッカーは微妙に飛び出し角度のことなる複数のキッカーが用意される。これらはカナダ、アメリカ等の有力国のキッカー作成監督者シェーパー(多くの場合コーチが兼任する)がスコップを使って飛び出し角度の微調整を行っており、シェーパーに応じて「カナダ台」「アメリカ台」等と呼ばれる。

着地はスキージャンプと異なりキッカーのすぐ後ろになるため、キッカーの奥は急斜面のランディングバーンとなっている。さらに着地の衝撃を和らげるため、ランディングバーンは人手でスコップによって深さ50cm程度掘り返されて柔らかい状態にされる。この掘り返し作業をチョッピングと呼ぶ。

なお、エアリアルはその特性上何の練習もなしに飛ぶことは極めて危険である。そのため日本では、練習には全日本スキー連盟のスキー認定で2級程度の技術がなければならない。また、技術を持っている場合でも、白馬や猪苗代・北海道にあるウォータージャンプ台で夏場に練習してエアリアルの技術認定をもらわなければ実際に雪上を滑ることはできない。
ラベル:エアリアル
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2008年03月16日

モーグル

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モーグルは、急でコブ(凹凸)の深い斜面を滑り降り、ターン技術、エア演技、スピードを競うスキーのフリースタイル競技の1つ。語源はノルウェー語のMogul(雪のコブ)である。1人ずつ順に滑走し、ターン点、エア点、タイム点の合計点数を競うが、ワールドカップなどでは2人で同時に滑るトーナメント方式のデュアル競技もある。

用具において一般のゲレンデスキー(アルペンスキー)と違う点はストックがかなり短いこと、ブーツや板のフレックスが柔らかいこと、スキーをずらしやすくするためサイドカーブがあまりないこと、コブをすべる際に前後のバランスがシビアなためスキー板がやや長い点などである。

ラベル:モーグル
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2008年03月15日

フリースタイル・スキー

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フリースタイル・スキー(Freestyle Skiing)はスキーしながらいくつかの「技」や美しさを競う競技。カルガリーオリンピックで公開種目で、アクロ(旧バレエ、バレエスキー)、モーグル、エアリアルの3種目が行われたが、アクロは正式種目にならなかった。 オリンピックではアルベールビルよりコブの多い急斜面コースを滑るモーグル、リレハンメルより人工のジャンプ台を利用し空中で回転やひねりなどの美しさを競うエアリアルの二種目がある。国際スキー連盟(FIS)が主催するワールドカップでは、これに加え、複数の選手が同時に一つのコースを滑って順位を競うスキークロス、空中での技を競うハーフパイプの四種目が行われている。


全日本フリースタイルスキー選手権大会は、第1回を1981年に志賀高原サンバレースキー場で開催。1992年(斑尾高原)を最後にコンバインド(総合)はなくなる。1996年(斑尾高原)よりバレエはアクロと改称されレギュレーションを大幅変更。1998年(猪苗代・リステルスキーファンタジア)よりデュアル・モーグル競技を導入。2001年(裏磐梯猫磨スキー場、猪苗代・リステルスキーファンタジア)を最後にアクロ競技はなくなる。
ラベル:スキー
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2008年03月14日

クロスカントリースキー

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競技(フリーテクニック)クロスカントリースキー(英語:Cross-country Skiing)は雪の積もった野山をスキーで駆けるウィンタースポーツで、 個人でゆっくり散歩のように楽しんだり、 時間を競う競技スポーツとしての楽しみもある。 とくにヨーロッパやカナダで盛んである。「XCスキー」と略されることもある。

クロスカントリー・スキーは、 ノルディックスキーの一種で、 斜面を滑り降りるだけのアルペンスキーとは異なり、平らな所を進んだり斜面を登るための工夫が施されたスキー板を使用する。 一般的なものは 幅が5〜6cmと細く、非常に軽く作られている。 アルペンスキー用のような金属エッジも付かない。 弓のように反っていて、 体重をかけない状態では前端と後端は接地して中ほどの足を乗せる辺りが浮くようになっている。
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2008年03月12日

スキージャンプ

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スキージャンプ、あるいはジャンプは、ノルディックスキー競技のひとつ。

ジャンプ台と呼ばれる専用の急傾斜面を滑り降りて(助走)、そのまま角度の付いた踏み切り台から空中に飛び出し、専用のスキー板と体を使ってバランスをとり、滑空する。その飛距離と姿勢の美しさ、「美しく、遠くへ跳ぶ」ことを競う競技。

この競技を行う選手をジャンパーと呼ぶ。


正式種目では、ジャンプ台の大きさや形状、助走距離の長さ、K点までの距離などによって、ノーマルヒル(一般にK点90m。かつては「70m級」と呼ばれた。)やラージヒル(一般にK点120m。かつては「90m級」と。)、フライングヒル(K点は180mを超える。日本には台は存在しない)などの種目に分かれる(別項K点参照)。

(本来、K点は「これ以上飛ぶと危険」という目安であったが、競技レベルの向上に伴い「ジャンプ台の建築基準点」という意味に変化した。なお、2004-2005年シーズンからは「これ以上飛ぶと危険」と言う目安は「ヒルサイズ」で表される。また、1995年頃からヒルサイズ導入までの間は「ジュリーディスタンス」が用いられていた。なお、ヒルサイズの位置は着地面の接戦の角度で決められており、ノーマルヒルで31度、ラージヒルで32度である。ちなみに旧ジュリーディスタンスは30度前後であった。)
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2008年03月10日

ノルディックスキー

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ノルディックスキー (Nordic ski) とは、北欧スカンジナビア地方で誕生、発展したスキーのスタイルである。用いられる板とブーツはビンディングによってつま先だけが繋がれており、踵が持ち上がる構造になっているのが特徴。踵も固定されるアルペンスキーと対比することができる。

大きく分けて3つのスタイルがある。ストックと専用の細長くて軽いスキー板を履いて、雪原を走るように滑るクロスカントリースキー。太くて長いスキー板を履いて、丘を飛び越えるスキージャンプ。雪山を滑り降りるテレマークスキーがある。また、テレマークという名は、ノルディックの別名として(特に用具の面において)用いられることもある。 クロスカントリーとジャンプは冬季オリンピック正式種目にもなっている。これらをまとめて、ノルディックスキー競技、あるいは単にノルディック競技と呼ぶ。

クロスカントリーに類似した競技にバイアスロンがあるが、発祥の歴史が異なり、ノルディック競技ではない。

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2007年12月28日

アルペンスキー

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アルペンスキーはヨーロッパアルプス地方で発展したスキー技術である。アルペン(Alpine)とは、「アルプスの」という意である。

ビンディングの違いからノルディックスキーとは別々に発達したスタイルである。雪の斜面をターンを繰り返し、ときには直滑降をおり混ぜつつ滑べる。
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斜面は斜度0度から40度以上までのさまざまな斜度で構成されるが、大半の愛好者は斜度10度ぐらいから20度ぐらいまでを好む。滑走速度はレジャー目的では40km/hから60km/h程度までだが、高速系競技では100km/hを越える。

大半の愛好者はスキー場で滑走するが、自然の整備されない山を登って滑べり降りる山岳スキーの愛好者も多い。
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2007年12月07日

カヌーポロ

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カヌーポロ(Canoe polo)は、1人乗りのカヌー(ポロカヤック)に乗って水上で行うハンドボールとバスケットボールを融合したようなスポーツで、ボールは水球で使用されているものと同様のものを用いる。カヤックポロ(Kayak polo)と呼ぶ国もある。水球と共に「水上の格闘技」と呼ばれる激しいスポーツである。
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カヌーポロの起源はドイツ、イギリスといわれており、日本でも徐々に競技者人口が増えている。国体・オリンピックは非種目だが、2004年に愛知万博記念大会として愛知県三好町で世界選手権、2005年にはワールドゲームズで大会が開催され、日本代表女子が3位に入賞した。

1チームは8名で構成され、実際コートに入りプレイをするのは5名、残りの3名は交代要員として(随時交代可)コート外で待機する。ボールを持っているプレーヤーの体を押すことが出来るなど、非常にエキサイティングなスポーツである。試合は通常7分又は10分ハーフで行われる。コートは縦約20メートル・横約40メートルであり、湖や川、海などでも競技をすることが出来る。 


ラベル:カヌーポロ
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2007年11月12日

カヤック

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カヤックは、足を前方に投げだすようにして座りダブルブレードパドルで漕ぐクローズドデッキのカヌーである。アリュート・イヌイットが海で使用していたものから発展してきた。グリーンランド圏では「カヤック」、アリューシャン列島圏では「ィ・キャック」等と呼ばれていたようだ。どちらも、波をかぶっても船内に浸水しないように、狭いコクピットに座って下半身を船内に潜り込ませ、スプレースカートやスプレーデッキと呼ばれるもので腰回りと船体の隙間を塞いだり、搭乗者の着るアノラックの裾を船体に固定するなどして、水の浸入を防いでいた。

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現代カヤックは、構造によって、リジッドタイプカヤックと分解できるフォールディングタイプカヤック(ファルトボート)に分かれる。 リジットタイプにはFRP・PE等色々な素材が使われている。また用途によって、リバーカヤック、シーカヤックといった分類が用いられることもある。

カヤックの現代における用途は基本的にスポーツやレジャーであり、そもそもの目的であった狩猟や輸送/移動に使われる事は今日ではほとんど無い。

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2007年11月02日

カヌー

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カヌーの定義は多様であり、競技団体による恣意的な定義は例外として、一義には決定できない。パドルで水を掻き、前進する舟全般を指すもの、という考え方もあるが、この定義ではオセアニアで広く用いられている帆走カヌー(Sailing Canoe)や航海カヌー(Voyaging Canoe)は包摂出来ない。
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「カヌー」という名称は、丸木舟をはじめ、木などの骨格に獣皮や樹皮を張ったスキンボート、さらには外洋航海に使われた大型ボートに至るまで、「手持ちのパドル(櫂)」によって操作する船の総称としても使われる。ただし、推進力が人力によるものであっても、手だけで保持するパドルでは無く、船体側にも支点を持たせたオールや櫓を使用するものはカヌーの範疇に含めない事が普通である。

という考え方もあるが、ミクロネシアで用いられるシングル・アウトリガーの航海カヌーの櫂舵は足で操作するし、ポリネシアで用いられるダブル・カヌー形式の航海カヌーの櫂舵は、ロープで船体に結縛されている。

これはそもそも、カヌーなる用語が近代以降は「ヨーロッパ人の用いる船舶ではないもの」という形で使用されていた歴史から来る必然である。カリブ海周辺の小型船舶の名称を北米大陸から大洋州に至る広大な地域の船舶に応用した時点で、「カヌー」という語の多義性、曖昧性は宿命づけられてしまったと言える。すなわち、「カヌー」という語の内実は、語用論的にしか捉えることが出来ないのである。

日本の競技カヌー界ではカヌーは「カヌー」、アウトリガーカヌーは「アウトリガーカヌー」と呼び、区別している。カヌーやカヤックを使うスポーツ全般をパドルスポーツと呼ぶこともある。

ラベル:カヌー
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2007年10月19日

競艇

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競艇(きょうてい、kyotei)は、競輪・競馬・オートレースと並ぶ公営競技の1つで、プロの選手達によって行われるモーターボート競技である。

モーターボート競走法という特別法に基づいて、指定自治体がパリミュチュエル方式により勝舟投票券(舟券)を販売している。

所轄官庁は国土交通省(中央省庁再編前は運輸省)で、造船関係の産業を振興すること等を目的として、1952年(昭和27年)から実施された。それ以来長らく日本独自のものであったが、2002年(平成14年)より韓国の美沙里(ミサリ)競艇場でも行われるようになった。

競艇自体の競技の呼称としては、他にも「ボート」や「モーターボート競走」というものもあったが、1997年度を持って「競艇 (kyotei)」に統一された。

ラベル:ヨット
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2007年10月15日

ヨット

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ヨット(Sailboat)は、縦帆によって航行する船のこと。大型の帆船や小型でも帆掛け船のように横帆による船はヨットとは呼ばれない。
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ヨット('Yacht)は、豪華な遊び船のこと。セールで走るかエンジンで走るかは問わない。

個人で運用可能であるため、冒険心のある人物による単独での大洋の横断、無寄港での世界一周などが行われている。

ヨット=帆の張ってある船という概念は和製英語である。英語でyachtというと「豪華な遊び船」という意味で、モーターボートであることが多い。ジャグジーが付いていたり、ヘリポートが付いていたりもする(例:イギリス王室御用船「ブリタニア号」)。日本で一般的な30フィート程度の“ヨット”は英語では通常"sail boat"と呼ばれる。
ヨットでの航海やヨット競技のことをセーリングともいう。これは、ヨットがセール(帆)を使って進むからである。
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2007年10月14日

ボート

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スポーツとしてのボートはローイング、漕艇(そうてい)、端艇(たんてい)、競漕(きょうそう)とも呼び、座席(シート)が前後に動き、オールを使って脚力により船を進めることでレースをする競技。

世界的に見れば、ボート競技が盛んに行われているのは発祥の地である欧米諸国である。日本では、学生や実業団の競技が主流。
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そもそもボートは交通手段として古代から使われていたので、それと同じように「船を使ったレース」としてはそこまでさかのぼれる。近代ボート競技の始まりは1716年にロンドンで行われた Doggett's Coat and Badge Race と言われているが、14世紀にゴンドラを使ったレースがヴェネツィアで行われたという記録もある。オリンピックにも第2回パリ大会(男子)、第21回モントリオール大会(女子)から採用されており、歴史は深い。日本に輸入されてきたのは1866年で、横浜山下町に外人ボートクラブ創立されたのが始まりといわれている
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2007年10月13日

フィンスイミング

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フィンスイミング(英語:fin swimming)とはフィンと呼ばれる足ひれを装着して行なう水泳競技をいう。広義にはフィンを用いる水中スポーツの総称としても用いられる。
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腕を頭上で組むストリームライン(流線型)の姿勢をとり、全身を波(ウェーブ)のようにうねらせて進むウェービングと呼ばれる泳法を基本とする。ワールドゲームズの正式種目の1つである。

フィンスイミングで用いるフィンには、1枚のフィンに両足をそろえて装着するモノフィンとそれぞれの足にフィンを装着する2枚のビーフィンとがある。
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2007年10月12日

飛込競技

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飛込競技(とびこみきょうぎ、または単に飛び込み・ダイビングとも)は、水泳競技の一種。弾力性のある1m・3mの飛び込み板より跳ね上がって飛び込む飛び板飛び込みと、5m・7.5m・10mの飛び込み台から飛び込む高飛び込み競技の二種類があり、更にそれぞれに、2人一組で飛び込むシンクロナイズドダイビングが存在する。

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2007年10月11日

水球

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水球(すいきゅう,英:Water Polo)は、プールで行われる球技。

水球とは7名で構成された2つのチームが、プールに作られたコート内で、ゴールにボールを入れあい点数を競う競技である。
体のほとんどが水中にある為に反則は分かりにくく、掴む、蹴るといった行為が日常的に発生する事から「水中の格闘技」と言われる。
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19世紀後半、イギリスで考案された。夏季オリンピックの種目となっている。プールで行うハンドボールと言える。
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2007年10月10日

シンクロナイズドスイミング

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シンクロナイズドスイミング (Synchronized Swimming) は、水泳種目の一つ。
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競泳のような、ある距離を泳ぐタイムを競うのではなく、新体操のようにプール内で音楽に合わせて肉体を動かし、技の完成度、同調性、構成、芸術的な表現力などの得点で競う。

シンクロナイズドスイミングにはフィギュアとルーティーンと呼ばれる2つの競技がある。フィギュア競技は技の完成度を競うもので音楽は使用しない。ルーティーン競技は音楽に合わせて1人から8人までの人数で演技する。一般的にシンクロと呼ばれる場合はルーティーン競技を指す。

ルーティーン競技は演技する人数でソロ(1人)、デュエット(2人)、チーム(8人)の3つの種目に分けられる。どの種目も競技は1回目テクニカル・ルーティーン (TR) が行われ、2回目はフリー・ルーティーン (FR) が行われる。それぞれの得点を半分ずつ合計した総合得点で順位が決まる。
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