声優(せいゆう)またはヴォイスアクターとは、ラジオドラマ、テレビ、映画、アニメ、テレビゲーム、洋画の吹き替えなどに、主に声だけで出演する俳優のこと。ナレーターとは異なり、登場人物やキャラクターなどのセリフの吹き替えや声当てを行う。仕事の性質から俗に中の人とも呼ばれることがあり、声優が名前ではなく「○○(演じる役名)の中の人」と呼ばれることもある。当時は「アテ師」と呼ばれた。
【PR】マネービジョン!
なお、声優名の前にCVと付いている事が有るが、これは「キャラクターボイス(Character Voice)」の略で、そのキャラクターの声を担当する声優で有る事を表す。この言葉は1980年代後半頃にアニメ雑誌『アニメック』で初めて提唱された造語である。その後、『アニメック』のスタッフが角川書店に移籍して創刊した『ニュータイプ』によってアニメファンの間に普及した。
英語で声優は「voice actor/actress」というが、日本製アニメのファンの間では、日本の声優を指して「seiyū」と呼ぶことも多い。
同じ発音なので、デパートの西友に勤めていると思われることもあり、声優の神谷明は若い頃、声優という職業がまだ一般的に認知されてなかったために、これで悔しい思いをしたことを述懐している。