バイクトライアルとは、自転車競技の一種。自然の渓谷、山地などにコースを定め、コース上に数個のセクションを決め、できるだけ足をつけず、2分間以内にセクションを走破する。創世期にはトリアルシンと呼ばれたが、国際バイクトライアル連盟(BIU)の設立後、公式の呼称として、バイクトライアルが選択された。
【PR】ガッツ
審判はオブザーバーと呼ばれ、足がつくにつれ、1-2-3-3-5と、ポイントがつけられ、両足同時についてしまうと、一気に5点減点となる。
バイクトライアルの始まりは、1970年ごろスペインのカタルーニャ地方で、地元の子供たちが、オートバイのトライアルを自転車で真似していたのが始まりといわれている。
バイクトライアルの世界選手権は2種存在し、ひとつはBIU運営の大会、もうひとつはUCI(国際自転車競技連合)の運営する大会である。BIU選手権の運営にはスペインの自転車メーカーであるモンティ社の権力が大きく影響しており、その閉鎖的な運営方針が強い批判を受けている。一方、UCI選手権の運営はヨーロッパに限定されており、世界的には弱い立場であるのが現状である。
ラベル:バイク