競輪(けいりん)とは、自転車競技法という特別法に基き指定された自治体が自転車競走を開催、この結果を賭けの対象としてパリミュチュエル方式により勝者投票券(車券)を販売する公営競技の一つであり、日本を発祥の地とするギャンブルである。
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開催者となる自治体は所管省庁の経済産業省へ競走の開催を届け出ると、競輪選手と呼ばれるプロの選手達と「競輪場」と呼ばれる自転車競技場における競走出場に関する契約を交わす。また、実際の運営については日本自転車競技会に委託され各地域の支部が行っており、審判部および番組の編成を行う自転車競技会への指導、また競輪選手の登録・あっせん、育成については中央団体である特殊法人日本自転車振興会が行っている。(経済産業省は競輪選手、競技会、日自振すべての監督指導を行っている) 日本のプロスポーツでは選手数が最も多い競技とされ、およそ3700人(2005年7月末現在で3740人)より構成される。また初期には女性選手による「女子競輪」が1964年まで開催されたこともあった。
創設以来、日本独自のものであったが、現在は日本自転車振興会の技術指導の下、韓国独自の施行者が国内3つの競輪場で開催している。