総合格闘技(そうごうかくとうぎ)は、当身技(打ち技、蹴り技、突き技)、投げ技、固め技(抑込技・関節技・絞め技)などの攻撃法を駆使して勝負する格闘技である。
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ボクシングや空手などの相手と一定の距離をおき立った状態から打ち技で戦う打撃(立ち技)系格闘技や、レスリングや柔道など相手と組んだ状態で固め技や投げ技を繰り出して戦う組技系格闘技と対比される。
打撃系格闘技の多くでは固め技・投げ技が、組技系格闘技の多くでは打撃がルールで禁止されているのに対し、総合格闘技ではその両方を認めることから、何でもありの格闘技とも呼ばれる(もちろん目つきや噛みつき等は禁止で、頭突きも禁止している場合が多い)。
英語ではMMA(Mixed Martial Arts、「混合格闘技」の意)、NHB(No Holds Barred、「禁じ手無し」の意)、Free Fight、ポルトガル語ではVT(Vale Tudo、「全てが有効」の意 バーリトゥード)などと呼ばれる。
狭義ではこれらのうち、日本でも各種大会が開催されるようになった初期の頃、マスコミやファンの間で「NHB」「バーリトゥード」と呼んでいた格闘技のことを「総合格闘技」という。最近はこの名称が定着している。なお、寝た状態での顔面打撃が禁じられているルールは、総合格闘技、MMAとしては認められても、何でもありを意味するNHBやバーリトゥードと呼ばれることは一般的ではない。
ラベル:総合格闘技