落語家(らくごか)は、落語を話して聞かせる事を職業とする人。その話術を生かしテレビやラジオの司会業、パーソナリティなどの副業をすることも多い。「話家」「噺家」「咄家」(はなしか)は、「落語家」の古い表現である。
【PR】伝えたい資格
落語家の演ずる噺は大別して二種類ある。
落とし噺:噺の終わりに「落ち(「さげ」とも言う)」が有る噺。「落語」はこれに該当する。
人情噺:噺の終わりに「落ち」が無い噺。基本的に続き続き・・・で引っぱっていく。怪談噺等もこれに属する。
このため、「落語家」という表現は、厳密には 1. のみを語る者ということになり、1. 2. 両方語る場合「噺家」の方が適切な呼称であるが、1.に属する一部の噺も人情噺として捉える主張の存在もあり、現在は「落語家」で定着している。