2008年03月19日

バイアスロン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

バイアスロン(biathlon)とは、二種競技の事。ギリシャ語で“2つ”を意味する接頭辞bi-にathlon(競技)を合成した造語。

一般にはクロスカントリースキーと、ライフル射撃を組み合わせた距離競技を指す。1960年スコーバレー冬季オリンピックから正式種目となった。

競技は、個人、スプリント、リレー、から成り、個人は男子20キロメートル、女子15キロメートルで4キロメートル(女子は3キロメートル)ごとに、伏射、立射を合計10回行う。

スプリントは、男子10キロメートル、女子7.5キロメートルで3キロメートル(女子は2.5キロメートル)ごとに伏射、立射を合計2回行う。男子だけは最後の立射後のクロスカントリーが4キロメートルになる。

リレーは、男女とも一人7.5キロメートルを4人でリレーする。2.5キロメートルごとに伏射、立射、を2回行う。

日本においては銃器の個人所持が厳しく制限されているため、競技人口は極めて少なく、優秀な選手は陸上自衛隊の冬季戦技教育隊にほぼ集中していて、1998年の長野オリンピックで、冬季戦技教育隊の高橋涼子が6位入賞している。

国際的には競技用ライフルを使用するが、日本国内においてだけ自衛隊のライフル(64式小銃、89式小銃)を使用する大会がある。競技ルール的には「軍用銃」と分類され競技用ライフル選手とは別にレースが行われる。当然、選手は自衛隊員であるが競技人口は競技用ライフルの選手と比べ多い。 大会には陸上自衛隊の北部方面隊および東北方面隊所属の普通科連隊、特科連隊および海上自衛隊等のチームが参加している。

近年、競技用ライフルをアーチェリーに換えたアーチェリーバイアスロンが北欧を中心に広がっている。日本のおいても少数ながら競技選手がいる。

ラベル:バイアスロン
posted by room at 23:32| スポーツ競技の一覧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スキークロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スキークロスは、フリースタイル・スキー競技の1つである。

雪上の障害物競争とも言われ、4〜6人の選手が同時にスタート、バンクやウェーブ、ジャンプなどをクリアーし、最初にゴールしたものが勝ちという、見ていてる側にとっても非常にわかりやすい競技内容である。 レース中の選手同士のせめぎ合いや駆け引きなどが魅力である。

FISワールドカップにおいては2002-2003シーズンより正式種目となり、瀧澤宏臣が初代総合王者に輝いた。

古くからこういった形式のレースは存在していたが、現在の形式に落ち着いてきたのはスノーボードが早く、アメリカ人「ダミアン・サンダース」により確立。

ヨーロッパやアメリカで個別に大会は開かれていたが、スノーボードのワールドツアーが確立されたとほぼ同時にアメリカのスポーツ専門チャンネル「ESPN」の主催する「ウィンターXゲーム(Winter X-Games)」で種目に採用されたことにより、一気にメジャー種目となる。
ラベル:スキークロス
posted by room at 01:42| スポーツ競技の一覧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月17日

エアリアル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

エアリアル(Aerial)は、空中演技を競うスキーのフリースタイル競技の1つ。長さ160cm程度のスキー板をはいて空中に飛び上がり、宙返りをして着地するまでの短い競技である。英単語としてのエアリアルの意味は「空中」などを指す。

スキージャンプのジャンプ台を小さくしたようなコースの踏み切り位置に、キッカーと呼ばれる人工のジャンプ台を置いている。キッカーは3回転用のビッグキッカー、2回転用のミディアムキッカー、1回転用のスモールキッカーが用意されるが、国際試合では難易度の低い1回転ジャンプを飛ぶ選手がいない場合スモールキッカーが用意されない場合もある。逆に日本国内の試合では難易度の高い3回転ジャンプを跳ぶ選手が少なかったり、エアリアルサイトの広さの関係でビックキッカーが用意されない場合もある。国際試合では、通常ビッグキッカーやミディアムキッカーは微妙に飛び出し角度のことなる複数のキッカーが用意される。これらはカナダ、アメリカ等の有力国のキッカー作成監督者シェーパー(多くの場合コーチが兼任する)がスコップを使って飛び出し角度の微調整を行っており、シェーパーに応じて「カナダ台」「アメリカ台」等と呼ばれる。

着地はスキージャンプと異なりキッカーのすぐ後ろになるため、キッカーの奥は急斜面のランディングバーンとなっている。さらに着地の衝撃を和らげるため、ランディングバーンは人手でスコップによって深さ50cm程度掘り返されて柔らかい状態にされる。この掘り返し作業をチョッピングと呼ぶ。

なお、エアリアルはその特性上何の練習もなしに飛ぶことは極めて危険である。そのため日本では、練習には全日本スキー連盟のスキー認定で2級程度の技術がなければならない。また、技術を持っている場合でも、白馬や猪苗代・北海道にあるウォータージャンプ台で夏場に練習してエアリアルの技術認定をもらわなければ実際に雪上を滑ることはできない。
ラベル:エアリアル
posted by room at 01:36| スポーツ競技の一覧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月16日

モーグル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

モーグルは、急でコブ(凹凸)の深い斜面を滑り降り、ターン技術、エア演技、スピードを競うスキーのフリースタイル競技の1つ。語源はノルウェー語のMogul(雪のコブ)である。1人ずつ順に滑走し、ターン点、エア点、タイム点の合計点数を競うが、ワールドカップなどでは2人で同時に滑るトーナメント方式のデュアル競技もある。

用具において一般のゲレンデスキー(アルペンスキー)と違う点はストックがかなり短いこと、ブーツや板のフレックスが柔らかいこと、スキーをずらしやすくするためサイドカーブがあまりないこと、コブをすべる際に前後のバランスがシビアなためスキー板がやや長い点などである。

ラベル:モーグル
posted by room at 00:21| スポーツ競技の一覧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月15日

フリースタイル・スキー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フリースタイル・スキー(Freestyle Skiing)はスキーしながらいくつかの「技」や美しさを競う競技。カルガリーオリンピックで公開種目で、アクロ(旧バレエ、バレエスキー)、モーグル、エアリアルの3種目が行われたが、アクロは正式種目にならなかった。 オリンピックではアルベールビルよりコブの多い急斜面コースを滑るモーグル、リレハンメルより人工のジャンプ台を利用し空中で回転やひねりなどの美しさを競うエアリアルの二種目がある。国際スキー連盟(FIS)が主催するワールドカップでは、これに加え、複数の選手が同時に一つのコースを滑って順位を競うスキークロス、空中での技を競うハーフパイプの四種目が行われている。


全日本フリースタイルスキー選手権大会は、第1回を1981年に志賀高原サンバレースキー場で開催。1992年(斑尾高原)を最後にコンバインド(総合)はなくなる。1996年(斑尾高原)よりバレエはアクロと改称されレギュレーションを大幅変更。1998年(猪苗代・リステルスキーファンタジア)よりデュアル・モーグル競技を導入。2001年(裏磐梯猫磨スキー場、猪苗代・リステルスキーファンタジア)を最後にアクロ競技はなくなる。
ラベル:スキー
posted by room at 04:11| スポーツ競技の一覧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月14日

クロスカントリースキー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

競技(フリーテクニック)クロスカントリースキー(英語:Cross-country Skiing)は雪の積もった野山をスキーで駆けるウィンタースポーツで、 個人でゆっくり散歩のように楽しんだり、 時間を競う競技スポーツとしての楽しみもある。 とくにヨーロッパやカナダで盛んである。「XCスキー」と略されることもある。

クロスカントリー・スキーは、 ノルディックスキーの一種で、 斜面を滑り降りるだけのアルペンスキーとは異なり、平らな所を進んだり斜面を登るための工夫が施されたスキー板を使用する。 一般的なものは 幅が5〜6cmと細く、非常に軽く作られている。 アルペンスキー用のような金属エッジも付かない。 弓のように反っていて、 体重をかけない状態では前端と後端は接地して中ほどの足を乗せる辺りが浮くようになっている。
posted by room at 01:48| スポーツ競技の一覧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月12日

スキージャンプ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スキージャンプ、あるいはジャンプは、ノルディックスキー競技のひとつ。

ジャンプ台と呼ばれる専用の急傾斜面を滑り降りて(助走)、そのまま角度の付いた踏み切り台から空中に飛び出し、専用のスキー板と体を使ってバランスをとり、滑空する。その飛距離と姿勢の美しさ、「美しく、遠くへ跳ぶ」ことを競う競技。

この競技を行う選手をジャンパーと呼ぶ。


正式種目では、ジャンプ台の大きさや形状、助走距離の長さ、K点までの距離などによって、ノーマルヒル(一般にK点90m。かつては「70m級」と呼ばれた。)やラージヒル(一般にK点120m。かつては「90m級」と。)、フライングヒル(K点は180mを超える。日本には台は存在しない)などの種目に分かれる(別項K点参照)。

(本来、K点は「これ以上飛ぶと危険」という目安であったが、競技レベルの向上に伴い「ジャンプ台の建築基準点」という意味に変化した。なお、2004-2005年シーズンからは「これ以上飛ぶと危険」と言う目安は「ヒルサイズ」で表される。また、1995年頃からヒルサイズ導入までの間は「ジュリーディスタンス」が用いられていた。なお、ヒルサイズの位置は着地面の接戦の角度で決められており、ノーマルヒルで31度、ラージヒルで32度である。ちなみに旧ジュリーディスタンスは30度前後であった。)
posted by room at 02:40| スポーツ競技の一覧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月10日

ノルディックスキー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ノルディックスキー (Nordic ski) とは、北欧スカンジナビア地方で誕生、発展したスキーのスタイルである。用いられる板とブーツはビンディングによってつま先だけが繋がれており、踵が持ち上がる構造になっているのが特徴。踵も固定されるアルペンスキーと対比することができる。

大きく分けて3つのスタイルがある。ストックと専用の細長くて軽いスキー板を履いて、雪原を走るように滑るクロスカントリースキー。太くて長いスキー板を履いて、丘を飛び越えるスキージャンプ。雪山を滑り降りるテレマークスキーがある。また、テレマークという名は、ノルディックの別名として(特に用具の面において)用いられることもある。 クロスカントリーとジャンプは冬季オリンピック正式種目にもなっている。これらをまとめて、ノルディックスキー競技、あるいは単にノルディック競技と呼ぶ。

クロスカントリーに類似した競技にバイアスロンがあるが、発祥の歴史が異なり、ノルディック競技ではない。

posted by room at 23:32| スポーツ競技の一覧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。