アメリカのメイド,1944年撮影メイド(maid, maid-servant)は、清掃、洗濯、炊事などの家事労働を行う、女性使用人(女中、家政婦、ハウスキーパー、家庭内労働者)を指す。難しい、あるいは重要な仕事を与えられない様な子供がこの仕事に就く事も多かった事から「maid」は少女や処女と言った意味合いも持つが、現代において職業としてのメイドを行っている者は成人女性である場合が殆どである。
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個人宅における使用人のみならず、ホテルの客室担当従業員(ルームキーパー)なども含まれるが、狭義では(特にサブカルチャー/オタク的文脈において)個人宅で主に住み込みで働く女性使用人(いわゆる「メイドさん」)を指す。
日本語での正しい表記は「メード」と思わがちだが、「メイド」と表記しても間違いではない。 また、「メイド」は本来オタク文化によって発生した表記であると思われがちだが、オタク文化の発生以前から「メイド」という表記は使われている。しかし、オタク文化の氾濫によって、「メイド」という表記が広く使われるようになってきた為、新聞等でも「メード」ではなく「メイド」と表記される事もある。なお、英語の発音的には「メィード」とするほうが近く、「ド」にあたる部分は非常に弱い発音ないし殆ど発音されない。「メイド」「メード」は正確な英語の発音を、それぞれ違った解釈で単語として扱い易く省略している。「バレエ」と「バレーボール」の書き分けのようなものである。